絵本の売り上げ解剖!
前回のブログにて、ビジネス系講演家が講演会で自らの書籍を販売し、それがそれなりに売り上げを上げているといったお話をしました。
そして、それの流れを絵本を販売することに流用したい、と思っています。
そこを頭に入れたうえで、すこしお金の流れの話をします。
絵本を1000部作るのに、絵本の値段や、製本代、そして、その他の費用があると思います。
☆※【重要】今から話す数字(金額・パーセンテージ)は実際の数字でなく、あくまで例です【超重要】※☆
例えば、絵本を一冊1000円で1000部販売するとします。
すると総売り上げは100万円になります。※ここでは消費税は考えません。
そして、その売り上げから諸々の経費を考えていきます。あくまで、1000部完売させると仮定して行います。
例えば、ハードカバーで正方形の32ページの絵本を1000部製作するのに50万円。
献本や見本に100冊とすると+5万円。
製本代で55万円かかりました。
そして、私の場合、絵が描けないのでイラストを15%の委託報酬にすると15万円。
製本代に+と70万円になりました。
すでに残りは30万円です。
さらに委託販売料で10%で15万円。
残りは15万円。
そこから、翻訳代や、ブックデザイン代、様々な活動費を引くと売り上げはほぼゼロになり、1000冊売れても、SANLABO.には一銭も入らないことになるでしょう。
となると、そもそもの1000円という販売価格が間違っているということがわかります。
しかし、それだけでしょうか?
そこで、表題の「売り方を売り物に!」といった考え方が重要になってきます。
1000部売る絵本だけでなく、1000部絵本を売る方法にも価値がある。
ここからは現実的かどうかでなく、あくまで例えであり、実行できるかは未知数な話です。
ただ、挑戦には価値があると思っています。
たとえば、このブログをまとめ、書籍やデータで販売するとします。
絵本を出版したい方等の大人に向けたエンタメビジネスの手法として販売するのです。そこでは、ここまで様々な経緯や有料(他言してほしくないこと)でないと話せないことがたくさんありました。
そのノウハウや経緯の講演をし、その書籍を販売するとします。
実際できるかどうかが問題ではなく、絵本を書くことで、絵本の売り上げ以外の売り上げが上がる可能性があるということが重要なのです。
現時点でのこのアイディアだけでは弱いと思いますが、例え、絵本の売り上げから一銭も入ってこなくともSANLABOが売り上げを上げる方法があるのです。
そのことによって、絵本の値段を下げたり、関わってくれる方に支払うパーセンテージを増やしたりすることも可能なのです。
つまり、私としては絵本の売り上げはすべて還元し、その他で売り上げを上げることができるし、その必要があるのです。
それが1000部という少部数でも出版ができる唯一の方法だと思っております。
この章では、とりあえずここまでにし、また新ためてここを詰めていきますのでお楽しみにしておいてください!
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