一発目の企画は絵本の制作!!
ブックカフェを諦め、コワーキングコミュニティースペースを諦め、ズタボロの心境であったか……というとそれほどでもありませんでした。
なぜなら、失敗の連続だったカフェ等の開業に奔走していた日々が充実していたからです。
週五日フルタイム。しかも管理職なので定時に帰れることも少ない……というか性格的に終わるまでやらないと気が済まないのもあるので、本当に忙しい日々の中、動いていましたが、だらだらした生活よりも気力も体力も沸いてる状態でした。病は気からというのはあながち間違っていないのでしょう。
その充実感と年齢的に何かに挑戦できる時期がもうあまり残されていないかもといった後ろ向きな動機が相まって、現在まで行っていた作家業や講演活動等をまとめてSOHOにて個人事業を開業することに決めました。
いえ、それだけでなく、最後に残ったアイディアの一つ。
「店舗が○○市で見つかれば、地域に根ざしたあとに○○の絵本の出版」という一行が希望をもたせてくれました。
そして、やはり全てが無駄になるわけではないと確信したことがありました。
開店しようと思っていた「コワーキングコミュニティースペース」のコミュニティの部分と絵本が非常に親和性が高いと気づけたのです。
そのあたりはまた詳しく説明いたしますが、ともかくここに2020年1月に、
「昨日より少しだけ明日がよくなるエンターテイメント」を掲げたSANLABOを創業いたしました。
ちなみにS&N LABORATORYの略称になります。SとNとOの説明はまたいずれ。
西野亮廣エンタメ研究所
今この日本で絵本とといえばやはり、お笑い芸人キングコングの西野氏を語らないわけにはいきません。
私はもうだいぶ前からこのオンラインサロンに加入しています。しかし、おそらく信者と呼ばれる人ではないし、サロンメンバーさんたちとの交流もゼロです。
私のスタンスは「月額1000円であのメルマガを読まないなんて損だ」といったスタンスです。学びや発見が多く、情報量がえげつないので、普通に損得勘定だけでも1000円なら入っておいた方がよいと思っています。
まあ、当然、好きだし、尊敬していますけどね。揶揄されるのがめんどいので自分のスタンスを書いておきました。
しかしながら、絵本を書くからといって、西野氏の方法論をすべてトレースは不可能です。
当然、知名度や、資金力、実績などがないとできないことも多いですし、なにより普通の人間はあんなに活動的に生活できません。私はダラダラもしたいし、時にはぼうっとしたいし、やらなければならないことも避けたくなるタイプの人間です。
なので、西野サロンからは、いくつかのエッセンスだけ抽出しようと思いました。私が真似る手法をあげていくだけでも書き切れないほどあるので、少しだけ抜粋いたします。
・分業制で絵本を作る
・購入者は参加者でもある
・絵本の意味を変える
・制作過程も売り物、宣伝になる
・マネタイズポイントをずらす
このあたりを参考にさせていただいて、次回から具体的な作戦を一つ一つあげていきます。
そして、絵本が出版された暁にはどれが上手くいき、どれが失敗したかの答え合わせを皆でできればと思っております。
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